UNISON SQUARE GARDEN 「Catch up, latency」を個人的に読み解く
どうも、kotako25すこすこ侍です。はい。
今回はUNISON SQUARE GARDENのシングル『Catch up, latency』についてです。
好きなんですよ、UNISON SQUARE GARDENが。はい。きっかけは「オリオンをなぞる」でしたね。
Bメロに入る前の「Perfectly, Euphoria!」というフレーズとメロディーにやられました。ここからシングルとアルバムを揃え、ライブには足繁く通う一般的なファンになりました。
好きな曲変遷はオリオンをなぞる→きみのもとへ→to the CIDER ROAD→harmonized finale→プログラムcontinued→シュガーソングとビターステップ→Dr.Izzyのほとんど→MODE MOOD MODEの全曲(特に静謐甘美秋暮叙情)
一番好きなフレーズはシューゲイザースピーカーの「耽美正論 at last」という部分です。僕と友達になりましょう。
本題に戻ります。
今回のタイトルであるCatch up, latencyですが、アニメタイアップ曲です。箱根駅伝を舞台に繰り広げる青春ストーリー。作家・三浦しをんさん原作の小説のアニメ化ですね。
この事を加味して意訳すると
潜在的に追いつく→本能でしがみつく
という意味になるのではと思います。
うわべだけさらっていくスタイルなのです。では歌詞とメロディーのここすきポイントを挙げていきます。
まずはAメロ、歌詞通り読んでいくと、最後の2文字がメロディーの始めに来るという違和感が心地良きポイントですね。
韻も踏んでますね。ここも好きです。
最近の韻を踏む事情だと、「10% roll,10% romance」の「有史以来」と「you see the light」には度肝を抜かれました。この気持ち良さは中々味わえないですね。
次にBメロ、前半と後半の間に3拍空くところがありますね。ここすき。
個人的になのですが、楽曲中に無音になる、音が少なくなるのが大好き人間なので、ここはかなり好きですね。ここからBメロ後半、さらにはサビへと畳み掛けていきます。
そしてサビ、僕にはどうしても「レイテンシーがレッテル」に聞こえるんですよね。ここの表記は「レイテンシーが鳴ってる」なのですが、この僕の空耳の意訳「潜在的に決め付けている」というのも中々面白いかなと思います。
そうこうしてサビも終わり、1番が終わる寸前の「拝啓〜」というフレーズ、これはびっくりしました。心地が良すぎる。
こんなにも1番の中に詰め込まれています。すごい。
YouTubeに公開されているPVも印象的ですね。
「日本一見切れるベース」と呼ばれる田淵智也氏をどう抑えるかという議論がある中で、今回は「様々なものを通過させる」という手法を使ってますね。
その中でも暴れ回っているベーシストにも注目してみてください。
最終盤の低音ボイスや最後の「拝啓〜」「敬具〜」など、最後まで飽きさせない1曲に仕上がっています。是非。カップリングはこれから聞き込みます。
以上、kotako25のレポートでお送りしました。