今週のお題「読書の秋」

今週のお題「読書の秋」で記事を書くkotako25です。

 

こうしてはてなブログにある、今週のお題で記事を書くのも3回目になります。

 

毎回季節に即した話題を提供してくれるのですが、今回のテーマ「読書」は、僕とは縁遠い存在という事で、何を書こうか迷っています。

 

「読書」の本来の意味は「書を読むこと」。今回はこの「書」を大きく解釈してインターネット上に存在する小説「SS」について少し。

 

「SS」とは、サイドストーリー、またはショートストーリーの略で、作品のファンによる二次創作で非公式の小説を指します。

 

僕は本をあまり読まない代わりにこのSSが以上に好きで、一時期メチャクチャ読み漁ってました。

 

アニメの二次創作を主に閲覧していたのですが、最近お熱なのが「小料理屋 志衛」シリーズです。

 

http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51906670.html

 

↑これが1話です。

 

2015年に始まったこのシリーズ。偶然どこかでこの作品に出会い、一目惚れしました。

 

登場人物の人間模様や、どこかアットホームな雰囲気もさることながら、僕が一番惚れ込んでいるのは「料理の描写」です。

 

このストーリーの作者は元々料理人としての経験を持ち、そこから繰り広げられる味のこと細かな描写一つ一つがもう空腹感を誘うという、言わば「飯テロ」なのです。

 

個人的には、ラーメンの回が好きです。小料理屋ならではの繊細な出汁のラーメン。物語の序盤で出てくるので、是非チェックしてみてください。

 

中盤辺りから登場してくる「隙あらば海鮮」という単語にも注目して話を読み進めるのも面白いです。

 

それと、物語の挿絵のように彩られる絵師による絵も作品を盛り上げているので、そちらもチェックしてください。どれも暖かみのあるものばかりです。

 

そんな「小料理屋 志衛」シリーズですが、2015年末に一度終了してしまいます。作者がもう一度料理の道を進むことを決意したからです。

 

しかし時は流れて2018年春、再び「小料理屋 志衛」が帰ってきたのです。

 

どうやら料理人として一段落ついた作者が、またゆっくりと志衛にのれんを掛けたのです。当時から待ち望んでいた僕としてはこれほど嬉しいことはなく、物語をさらに加速させていく新キャラの登場や、昔少しだけ登場したキャラのその後など、こちらも読み応えがあります。

 

スピンオフ作品も誕生し、総量で言えばかなりボリューミーですが、一度読まれることをお勧めします。是非是非。

 

以上、毎回お題とはかけ離れるものの、熱い想いがこもりがちなkotako25がお届けしました。